小電力型ワイヤレスコール接点入力送信器(AYL-FCP011)

ファイン・チャットの「外部ブザー端子」に接続。 あとは入力スイッチの操作で離れた場所のブザーを鳴らせます。※別途、受信機が必要です。


【製品外観図】

小電力型ワイヤレスコール接点入力送信器(AYL-FCP011)

【接続時の様子】

小電力型ワイヤレスコール接点入力送信器(AYL-FCP011)

ナースコールとしてはお使いいただけません

ワイヤレスコール導入のメリット

言葉のコミュニケーションと筆談ができない方にとっては、人が近くにいなければ、呼びかける事ができません。ファイン・チャットにはブザー機能がありますが、音量には限りがありますので離れた場所にいるご家族には聞こえない場合もあります。
そんな時便利なのがこのワイヤレスコール。送信器をファイン・チャットに接続し、受信器をご家族のいる場所に設置すれば、ご本人はファイン・チャットのブザーを鳴らすだけで、離れた場所の受信器も連動して鳴ります
「何かあってはいけないので…」と離れた場所で長い時間を過ごせなかったご家族も、安心してご自分の時間をお持ちいただけますし、障害を持つご本人もコールを鳴らせばご家族を呼べる安心感で「心のゆとり」が生まれる事もあります。

主な特徴

簡単操作で離れた場所のブザーを鳴らせます

小電力型ワイヤレスコール接点入力送信器(AYL-FCP011)
小電力型ワイヤレスコール接点入力送信器(AYL-FCP011)

ファイン・チャットを使われている方の操作で、離れた場所のブザーを鳴らせます。(但し、ワイヤレスコール受信器の設置が必要です。)操作は簡単。

  1. 入力スイッチを長押し(1~15秒、設定可能)
  2. 入力スイッチを4回連続で押す
  3. 文字板の「緊急」を選ぶ

この3つのどの操作でも大丈夫。障害に合わせて、一番操作しやすい方法でブザーを鳴らせます。又、この操作でファイン・チャット本体でもブザー音が鳴ります ので、ファイン・チャット本体と離れた場所に設置したワイヤレスコール受信器の両方でブザーを鳴らせます。

ファイン・チャットの電源が入っていなくてもブザーだけは鳴らすことができます

ブザーを鳴らしてご家族を呼びたいときにファイン・チャットの電源が入っていない!
この状況はコミュニケーションが困難な方にとって大変なことです。しかし、起こりうる事なんです。お子様が間違って電源を切ってしまったり、介護者が介護する時、コンセントのコードを抜いている間に緊急の事態が起こってしまったり…。
そこで、ファイン・チャットでは、ファイン・チャットの電源が切れていても、入力スイッチとワイヤレスコールがきちんと接続されていれば、同様の操作でワイヤレスコールだけは鳴らす事ができます。万が一の時にも”誰かを呼ぶ”ことができます

受信器は2種類あるので、状況に合わせてお選びいただけます

邪魔にならない取付方法

小電力型ワイヤレスコール接点入力送信器(AYL-FCP011)

ファイン・チャット本体裏面には、このワイヤレスコール接点入力送信器を取付けるくぼみがあります。本体の「外部ブザー端子」に接続した後、ファイン・チャット本体裏面に付属の面ファスナーで取付ができるので、移動させるときには簡単に取り外しができ、外出先等でも邪魔になりません。

抜けにくいプラグを採用してます

抜けにくいプラグを採用してます

L型の接続プラグを採用しているため、コードを誤って引っ張っても抜けにくい構造です。又、接続部分で場所をとりません。

断線防止の見えない工夫

断線防止の見えない工夫

ワイヤレスコール接点入力送信器はいろいろな場所でお使い頂けるよう、取り外しが簡単にできます。その反面、コードを動かす機会も多く断線の可能性が高くなってしまいます。
外からは見えませんが、商品のカバーの中で、コードを接続部分で玉止めをしてますので、断線を防止しています。

ワイヤレスコールはご家族にもとても便利です

ワイヤレスコールはご家族にもとても便利です

ワイヤレスコールは、他にも便利な使い方があります。パナソニック製のワイヤレスコールには、押しボタン式の発信器やカード型発信器などがあり、トイレやおばあちゃんの部屋などに設置すれば、同じように離れた場所の受信器を鳴らすことができます。
受信器では、番号や光の位置などで、発信者を区別できますので、「1が鳴ったらファイン・チャット、2がトイレ、3が鳴ったらおばあちゃん…」といった使い方ができます。
それぞれの状況に合わせて、様々な使い道があります。

ワイヤレスコールだけを使いたい方にも是非!

ワイヤレスコールだけを使いたい方にも是非!

ファイン・チャットを使っていないが、離れた場所のコールは鳴らしたいという方もおられます。例えば、上下肢障害をお持ちの方で、お話はできるが、指でブザーを鳴らせないので、声の届かない所にいる人を呼べないといった方々です。
そういった方には一般に市販されているオーディオ用プラグアダプタを使ってワイヤレスコール接点入力送信器と入力スイッチをつなぐ事で、入力スイッチを押すだけで離れた場所のブザーを鳴らせます。
入力スイッチにはホホで操作したり、息を吹きかける事で動くものがありますので、上下肢が動かなくてもお使いいただけるものがあります。

取扱説明書

主な仕様

※2024年4月1日 ファイン・チャット及び一部周辺機器の価格改定のお知らせ(2024年4月1日より)

品名型番価格付属品備考
小電力型ワイヤレスコール接点入力送信器AYL-FCP011¥26,000-(税抜)
¥28,600-(税込)
面ファスナー、リチウム電池動作には受信器が必要です。
外形寸法タテ約70mm、ヨコ約70mm、厚み約24mm(突起部を除く)
出力コネクタΦ3.5mmミニプラグ(モノラル)
電源リチウム電池1個(商品に同梱)
重量約70g(コード除く)
コードの長さ約20cm
接続方法ファイン・チャットの外部ブザー端子に差込。
但し、事前に受信器の設置と設定が必要です。