1. 入力スイッチの選定
ファイン・チャットを上手に操作するためには、入力スイッチが一番大切です。
入力スイッチは身体の様々な部分で使うことができます。障害や身体の状況、使い方に応じて、様々な種類の入力スイッチの中から、適切なものを選ぶ必要があります。
ファイン・チャットはほとんどのスイッチが対応しています。
選定方法や設置方法については 以下のホームページも参考にしてください。
■マイスイッチ 適合事例 …実際に入力スイッチを工夫して使っている様子が紹介されています。
■マイスイッチ 入力スイッチの選び方 …入力スイッチの選び方を説明しています。
■意思伝達装置入力スイッチ集 …現在日本国内で販売されている入力スイッチについて、特徴や
作動圧ストロークなどをまとめて紹介されています。
弊社で販売している入力スイッチについては 5-1 入力スイッチ をご覧ください。
2. 入力スイッチの練習
自分に合った入力スイッチを選ぶことができたら、まずは入力スイッチの操作の練習をしていきましょう。ファイン・チャットをうまく使うためには入力スイッチを、タイミングに合わせて押したり離したりする動作を、繰り返しできることが必要です。
しかし、障害のある方は、頭で判断した命令を入力スイッチに伝えるのが上手くいかない場合があり、意識している動きと実際の動きがずれているということもあります。また、⾃分でスイッチ操作を⾏っている部位を⾒ることができないことも多くあります。
利用者の方がスイッチの操作や自分の動作を確認する⽅法としては
●「スイッチオンで反応するブザーやライトを使う」
●「鏡や映像で操作している部位を⾒せる」等があります。
そのほか、入力スイッチの練習方法については 以下のホームページも参考にしてください。
入力スイッチをタイミングよく押すことができれば、ファインチャットの操作はとても簡単です。
入力スイッチ練習/確認用 ブザーライト/ブザーライトプラス
AYL-WT010
AYL-WT011
入力スイッチを「押した/離した」ことを音と光でお知らせするツールです。このブザーライトを入力スイッチに接続することで押す、離すの練習を効果的に行うことができます。
ご注意:ブザーライトとブザーライトプラスはナースコールではありません。
生命にかかわる用途での使用はできません。