3-4. 文章の保存と呼び出し

「せっかく作成した文章だから保存したい」「よく使う文章を簡単に呼び出したい」

文章よく使う操作を文字板の保存用の枠に保存できます。

保存した枠を文字を選ぶように選択すると、簡単に素早い会話をするなど、いろいろな使い方でコミュニケーショを楽しむことができます。


保存できる場所(保存枠)は【ひらがな】【あいさつ】【体調】の文字板には各10個、
文字板ごとに違う内容が保存できます。
オリジナル文字板には最大30個、固定文字板に2個、合計62個あります。

では、例として、「こんにちははじめましてよろしくお願いします」を保存してみましょう。

操作1

保存したい文章を作成し、固定文字板の「保存」を選択します。
    (例「こんにちははじめましてよろしくお願いします」)

保存したい文章を作成
固定文字板の「保存♪」
を選択

次に、保存する文字板を選択します。
セットしている文字板がどれであっても、「ひらがな/カタカナ」「挨拶」「体調」「オリジナル」の枠が順番に点灯します。ここでいずれかの枠を選択します。

   今回は「ひらがな/かたかな」の文字板に保存してみましょう。

♪「かたかな」
♪「あいさつ」
♪「体調」
♪「オリジナル」
♪「かたかな」
ここで入力スイッチを押す

操作2

選択した文字板の保存可能な枠が順番で点灯します。

ここで、文章を保存したい枠を選択します。

今回は写真右の(C)に保存します。

♪「プッ」(保存1)
♪「プッ」(保存2)
♪「トイレ」
♪「吸引」
♪「プッ」(保存1)
ここで入力スイッチを押す

※保存した文章がある場合は

その文章を読み上げます

操作3

最後に保存したい枠を選択します。
その枠が点灯したタイミングで入力スイッチを押すと、「保存しますか?」と確認画面となります。
「はい」で入力スイッチを押すと、選んだ保存枠にその文章が保存されます。

保存したい枠で
入力スイッチを押す
今回は「そ」の下の枠を
選択します
保存しますか?と
確認の画面が出ます
「はい」が色反転したときに
スイッチを押します
選択した枠に文章を保存します
保存が完了しました

「いいえ」を選ぶ、または
何も選択しないでスキャンが
設定回数を過ぎると保存はされません。液晶画面は元の状態に戻ります。

操作4

では、保存した文章を呼び出してみましょう。
スキャンを開始し、自分が保存した枠を選択します。

♪「操作」
入力スイッチを
押してスキャン開始 
♪「あかさたな」 
♪「はまやらわ」
♪「プッ」 
入力スイッチを押して選択
♪「プッ」 
♪「プッ」 
♪「こんにちは
はじめまして~」 
入力スイッチを押して選択
保存した文章を
呼び出せました

文章保存機能には他にもできることがありますので、どんどん試してみてください。

【参照ページ】

・保存した文章を消去する(取説28ページ)

・命令機能の保存(取説29ページ)

・オリジナル文字板に保存する(取説30ページ)

・支援者が文章を保存する~スイッチを使わず素早く文章を保存~(取説32ページ)